2006年3月27日 小諸ワイナリー内シャルドネ圃場

昨年11月に落葉してから休眠状態になったぶどうの樹は、冬期に(3月中旬頃まで)剪定作業を行います。
休眠していたぶどうは春を感じると動き出しますが、その合図になるのが気温10℃です。
小諸では、3月中旬になると暖かな日の最高気温が10℃くらいになり、またマイナスの気温になったりを繰り返し、だんだん暖かくなってきます。
10℃になると根が水分を吸収して樹体に送り始めます。この樹液が回り始める頃、誘引作業を行います。
誘引作業とは、剪定して残した枝を曲げながら垣根のワイヤーに結びつける作業なのですが、樹液が回らない時に無理やり枝を曲げようとすると折れてしまうことがあります。しかし樹液が回ってから行うと柔らかくなり、かなり無理なことをしても折れなくなるので、この時期が誘引作業の適期になります。
この枝が柔らかい期間は1ヶ月くらいです。4月中旬になると樹液は発芽させるために使われるようになり、この時期になると枝はまた固くなり折れやすくなるのでそれまでに誘引作業は終わらせます。
だんだん芽が膨らんできて萌芽状態になり5月上旬頃に発芽します。