四季折々、素材の持ち味をいかす日本料理をさらなる高みに導くことを求め、透き通るような美しいワインができました。
「しふく(仕覆)」は大切な茶道具を包む袋。
包み込むように慈しみ育てた甲州ぶどうのワインづくりは、日本美の象徴とも言える茶道からも着想を得ています。
美の競演が織りなす新たな和の世界をお楽しみください。


日本で、日本のぶどうから素晴らしいワインをつくるには?
マンズワインは「世界の銘醸」に肩を並べるワインをつくりたいと考え、
その品質を究極まで高めようと努力してきました。
そのためにぶどう栽培からワイン醸造にいたるまで、
様々なアプローチで「世界の銘醸」に迫る努力を重ねてきました。
その象徴として生まれ、今もさらなる高みに向かって
品質を追い求めているのが「ソラリス」です。
しかし、
あるワイン会で私はこのような質問に出会いました。
日本の料理にどのように合わせようと思って
ワインをつくっているのか?
この問いはその場の私に衝撃を与えただけでなく、
今まで私が追い求めてきたワイン造りに
1つの新たな道を創ってくれました。
日本ワインの品質を、グローバルな視点でどこまで高められるのか、
この道は間違っていない。
しかし、日本料理という世界に誇れる文化を持つ日本で、
日本料理の事を真剣に考えたワイン造りもしていかなければならないという
想いが私の中に芽生えたのです。
日本料理を深く理解し、それを活かし活かされるワインの香り・
味わい・余韻とはどのようなものか、それをつきつめ、
具現化するためにはどうしなければならないのか。
私たちだけでは叶えられないこの夢は、料理人であり
シニアソムリエの資格を持つ、京料理木乃婦3代目ご主人の高橋 拓児氏の
日本文化全般に対する深い理解と造詣によって実現できました。
※「高」は「はしごだか」
高橋氏と二人三脚で、原料となるぶどうの栽培から、
醸造、育成まで真剣に考え、悩み、試行錯誤しながら創りあげたのは
勝沼ワイナリーの醸造責任者、宇佐美 孝。
あの問いかけから3年。
日本料理との幸福なマリアージュを実現する
ワイン「しふく」が完成しました。
ぜひ一度、日本料理と「しふく」の織り成す新しい和の世界をお試しください。
