山梨県甲州市勝沼町小佐手地区で栽培家辻一之氏が育てたぶどうを使用しています。色づきの良いぶどうを、軽めのスキンコンタクトを行い果皮の成分を抽出して、樽で約8ヶ月かけて発酵・育成しました。おだやかな甲州の果実香に樽香が品良く感じられるクラシカルな熟成タイプの甲州です。
「バンブー」の名前は、竹の花言葉の「節度」「忠誠」「強さ」といった意味から、決して流行に流されず、果実味や樽などそれぞれの要素が出過ぎることなくバランスを保つ、竹のようなしなやかな強さが感じられるワインをイメージしてつけました。

輝きのある澄んだライムイエロー。
香りはおだやかでフローラルで白い花、桃、かぼす、レモングラスのような香り、そして樽の香りがやさしく香ります。
クリーンな味わいで、果実味と樽香のバランスが調和した味わいです。
旨味がしっかりとあり、甲州特有の春野菜のようなポジティブな苦みが印象的です。
口中でのボリュームもあり、充実感のあるワインに仕上がりました。