ソラリスのブランドが設立された20年前頃は「世界の銘醸ワインと肩を並べる味わい」を目指し、手をかけられることはすべて行い品質向上に取り組んできました。
その先人たちの努力のおかげで、「味わい」における品質は十分追い付いてきていると自負しています。
今私が考えているのは、どれだけ自分たちの関わっている土地のポテンシャルを発揮させワインに表現できるか。
そのために最適な栽培や醸造の方法は何なのかを追求していきたいと考えています。 その試行錯誤の一つとして2010年よりビオロジック栽培に取り組み、畑に寄り添った形でのワイン造りに挑戦してきました。
生産量が少ないため、あまり多くのお客様に楽しんでいただくことが出来ないのが残念ですが、「ソラリス」シリーズの新しい一面を感じていただけたら嬉しく思います。
その先人たちの努力のおかげで、「味わい」における品質は十分追い付いてきていると自負しています。
今私が考えているのは、どれだけ自分たちの関わっている土地のポテンシャルを発揮させワインに表現できるか。
そのために最適な栽培や醸造の方法は何なのかを追求していきたいと考えています。 その試行錯誤の一つとして2010年よりビオロジック栽培に取り組み、畑に寄り添った形でのワイン造りに挑戦してきました。
生産量が少ないため、あまり多くのお客様に楽しんでいただくことが出来ないのが残念ですが、「ソラリス」シリーズの新しい一面を感じていただけたら嬉しく思います。
より自然な環境でのぶどう栽培
土地の味わいをワインに表現するためには、何よりもその土地がより自然に近い形になっていることが理想的です。
より自然に近い形の1つとしては、その土地に本来いるべき虫や微生物が存在し、生物多様性が維持された状態になっていることです。
そのために取り組んでいることの1つがビオロジック栽培です。
ビオロジック栽培では特に細やかな畑の観察と管理が求められますが、上手く生態系のサイクルをまわすことができれば生物多様性が維持された、より自然な環境でのぶどう栽培を行うことができると考えています。
より自然に近い形の1つとしては、その土地に本来いるべき虫や微生物が存在し、生物多様性が維持された状態になっていることです。
そのために取り組んでいることの1つがビオロジック栽培です。
ビオロジック栽培では特に細やかな畑の観察と管理が求められますが、上手く生態系のサイクルをまわすことができれば生物多様性が維持された、より自然な環境でのぶどう栽培を行うことができると考えています。
畑・ぶどうに対する感性を上げる栽培
ビオロジック栽培に取り組むことは栽培者にとってもポジティブな影響があります。
使用できる農薬や資材など様々な制限があり、問題が発生した際には一般的な農法と同じ対処法を行うことができないため普段からの畑管理が重要になります。
問題が発生した際には原因と対処法について深く考えることで栽培者のぶどうに対する感性レベルを向上させ、より畑やぶどうに寄り添った栽培が出来ることに繋がります。
そしてそれは栽培者自身の心の充実感となり、その充実感が収穫されるぶどうにも伝わると信じています。
使用できる農薬や資材など様々な制限があり、問題が発生した際には一般的な農法と同じ対処法を行うことができないため普段からの畑管理が重要になります。
問題が発生した際には原因と対処法について深く考えることで栽培者のぶどうに対する感性レベルを向上させ、より畑やぶどうに寄り添った栽培が出来ることに繋がります。
そしてそれは栽培者自身の心の充実感となり、その充実感が収穫されるぶどうにも伝わると信じています。
より多くの喜びが詰まったワイン
いまプロとしてワイン造りに携わる上では、地球環境の未来や地域とのつながりなどワインの品質以外のことも考えて仕事をしなければいけません。
ワイン造りとは自然との関わり合いであり、人類の活動によって引き起こされている自然環境の変化を改善することは今を生きる我々にしかできないことです。
私たちの取り組みが生物多様性を維持しその土地を守ることに繋がり、収穫されるぶどうにより多くの「土地本来の味わい=テロワール」を纏わせることができれば、より多くの喜びが詰まったワインとしてお客様にお届けできると確信しています。
ワイン造りとは自然との関わり合いであり、人類の活動によって引き起こされている自然環境の変化を改善することは今を生きる我々にしかできないことです。
私たちの取り組みが生物多様性を維持しその土地を守ることに繋がり、収穫されるぶどうにより多くの「土地本来の味わい=テロワール」を纏わせることができれば、より多くの喜びが詰まったワインとしてお客様にお届けできると確信しています。
ソラリスビオロジックが生み出される畑
ソラリスのビオロジックが生み出される畑はワイナリーのすぐ東側に位置し、畑名は地名に由来し「別府」と呼ばれています。
別府は標高約650m、ゆるやかな南向き傾斜、面積は約34aと小さく、土壌は火山灰性粘土土壌から成り立っています。
ぶどうはシャルドネとメルローが植えられ、樹齢は古い樹では25年程度。
小さな川沿いにある谷のような地形は風の通り道になっているため空気がこもらず、ぶどうは理想的な衛生条件のもとで熟すことができます。
別府は標高約650m、ゆるやかな南向き傾斜、面積は約34aと小さく、土壌は火山灰性粘土土壌から成り立っています。
ぶどうはシャルドネとメルローが植えられ、樹齢は古い樹では25年程度。
小さな川沿いにある谷のような地形は風の通り道になっているため空気がこもらず、ぶどうは理想的な衛生条件のもとで熟すことができます。
醸 造
醸造については他のソラリスと同様、丁寧な選果を行い、育成中は入念にワインを観察し、状態に応じてタイミングを見計らいながら手を加えます。
他のソラリスのワインとビオロジックで大きく異なる点は、新樽を全く使っていないことです。
この点は樽からくる香りやタンニンの影響を減らすことでよりぶどう、そしてそれが育った土地にフォーカスされたワインとなると考えているためです。
他のソラリスのワインとビオロジックで大きく異なる点は、新樽を全く使っていないことです。
この点は樽からくる香りやタンニンの影響を減らすことでよりぶどう、そしてそれが育った土地にフォーカスされたワインとなると考えているためです。
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