テロワールの更なる表現を求めて有機栽培から造られる生産本数460本の貴重なワイン
小諸ワイナリーのすぐ東側にある川沿いの小さな谷に広がる単一畑で、自社・有機栽培管理によるマンズレインカットを使用した垣根栽培を行っています。この畑のシャルドネは酸の残りが良く収穫時期を遅らせることが出来るため、より複雑な香りのワインに仕上がるのが特徴です。新樽は使用せず、畑とヴィンテージの個性を素直に表現するワイン造りを目指しています。
国の定める有機JAS規格に適合した方法で、ぶどう栽培からワイン醸造まで一貫した管理をおこなっています。
生産本数460本の貴重なワインです。
輝きのあるレモンイエロー。リンゴやトロピカルフルーツ、バター、蜂蜜などの複雑な香り。
口に含むと、フルーツの瑞々しさと厚みのある果実味がほのかに樽のニュアンスを漂わせながら広がります。
爽やかさとふくよかさが調和した、心地よい味わいをお楽しみください。
<「ソラリス」シリーズ ラベル保護フィルム装着取り止めのお知らせ>
「ソラリス」シリーズはお客様のお手元まで高い品質を保つために、ワイナリーの定温倉庫での保管、クール便による配送を実施しています。商品到着後、常温に戻した際に生じる“結露”からラベルを保護することを目的として、これまでプラスチック製ラベル保護フィルムを取り付けておりました。しかし、このたび脱プラスチックによる環境負荷低減の取り組みの一環として、ラベル材質の検討をおこない“結露”に強いものに変更することで、このプラスチック製ラベル保護フィルムの装着を順次取り止めさせていただきます。
品種 | シャルドネ |
---|---|
ぶどう産地 | 長野県小諸市諸字別府 |
内容量 | 750ml |
ALC(アルコール分) | 13% |
タイプ | 赤 白 ロゼ オレンジ スパークリング ジュース |
味わい | 辛口 |
酸味 | ほどよい |
飲み頃温度 | 10-12℃ |
栓 | コルク |
醸造責任者 | 西畑 徹平 |
その先人たちの努力のおかげで、「味わい」における品質は十分追い付いてきていると自負しています。
今私が考えているのは、どれだけ自分たちの関わっている土地のポテンシャルを発揮させワインに表現できるか。
そのために最適な栽培や醸造の方法は何なのかを追求していきたいと考えています。 その試行錯誤の一つとして2010年よりビオロジック栽培に取り組み、畑に寄り添った形でのワイン造りに挑戦してきました。
生産量が少ないため、あまり多くのお客様に楽しんでいただくことが出来ないのが残念ですが、「ソラリス」シリーズの新しい一面を感じていただけたら嬉しく思います。
より自然に近い形の1つとしては、その土地に本来いるべき虫や微生物が存在し、生物多様性が維持された状態になっていることです。
そのために取り組んでいることの1つがビオロジック栽培です。
ビオロジック栽培では特に細やかな畑の観察と管理が求められますが、上手く生態系のサイクルをまわすことができれば生物多様性が維持された、より自然な環境でのぶどう栽培を行うことができると考えています。
使用できる農薬や資材など様々な制限があり、問題が発生した際には一般的な農法と同じ対処法を行うことができないため普段からの畑管理が重要になります。
問題が発生した際には原因と対処法について深く考えることで栽培者のぶどうに対する感性レベルを向上させ、より畑やぶどうに寄り添った栽培が出来ることに繋がります。
そしてそれは栽培者自身の心の充実感となり、その充実感が収穫されるぶどうにも伝わると信じています。
ワイン造りとは自然との関わり合いであり、人類の活動によって引き起こされている自然環境の変化を改善することは今を生きる我々にしかできないことです。
私たちの取り組みが生物多様性を維持しその土地を守ることに繋がり、収穫されるぶどうにより多くの「土地本来の味わい=テロワール」を纏わせることができれば、より多くの喜びが詰まったワインとしてお客様にお届けできると確信しています。
別府は標高約650m、ゆるやかな南向き傾斜、面積は約34aと小さく、土壌は火山灰性粘土土壌から成り立っています。
ぶどうはシャルドネとメルローが植えられ、樹齢は古い樹では25年程度。
小さな川沿いにある谷のような地形は風の通り道になっているため空気がこもらず、ぶどうは理想的な衛生条件のもとで熟すことができます。
他のソラリスのワインとビオロジックで大きく異なる点は、新樽を全く使っていないことです。
この点は樽からくる香りやタンニンの影響を減らすことでよりぶどう、そしてそれが育った土地にフォーカスされたワインとなると考えているためです。
- ■今日
- ■発送休業日
- ■今日(発送休業日)