京料理木乃婦の三代目主人 高橋氏監修、日本料理とのマリアージュを追求した泡
四季折々、素材の持ち味をいかす日本料理とのマリアージュを追求し、びん内二次発酵でほどよく熟成した甲州ぶどうと和三盆糖を掛け合わせ、ほんのりと甘みが感じられるなめらかな口当たりのスパークリングワインができました。
「さゝら」は、きめ細やかな泡と抹茶を泡立てることの意味を重ね、茶道に使われる茶筅を筅(ささら)とも呼ぶところから名付けました。
インターナショナル・ワイン・チャレンジ 2024 ブロンズ受賞
品種 | 甲州 |
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ぶどう産地 | 山梨県山梨市牧丘町 |
内容量 | 750ml |
ALC(アルコール分) | 11% |
タイプ | 赤 白 ロゼ オレンジ スパークリング ジュース |
味わい | 辛口 |
酸味 | ほどよい |
飲み頃温度 | 6-8℃ |
栓 | コルク |
醸造責任者 | 宇佐美 孝 |
日本料理の食・空間・ひとときのしつらえにふさわしい究極のワインを。その想いからこのスパークリングワイン「さゝら」は生まれました。
料理人でありシニアソムリエの資格を持つ、京料理 木乃婦の三代目主人 高橋拓児氏*の監修により、日本料理に合う泡を創り出すためにさまざまな発想や試みを続け、日本固有品種の甲州ぶどうと和三盆糖を結びつけることに辿り着きました。
日本料理では味醂をはじめとした甘みを、他の味との調和や奥行きを出すために用いられてきたことにも着想を得ています。
「さゝら」は、きめ細やかな泡と抹茶を泡立てることの意味を重ね、茶道に使われる茶筅を筅(ささら)とも呼ぶところから名付けました。
*「高」は「はしごだか」
日本料理に合うスパークリングワインを追求し、日本固有品種の甲州ぶどうを用いることが検討されました。
甲州ぶどうは「しふく」にも用いられているように日本料理との親和性が高い品種です。その甲州ワインを瓶内で二次発酵させ、発酵を終えた酵母が澱となって沈殿した後、ワインと共に3年以上熟成することで酵母由来の旨味をワインに溶け込ませ、厚みのある複雑な味わいを実現しました。
さらに、試行錯誤の中で、熟成した甲州ぶどうとの相性に着目しました。マンズワインは日本の風土が育んだ甲州ぶどうの魅力を追求するために、先駆けて創業以来、絶え間ない努力と飽くなき挑戦を続けてきました。その中でワインだけでなく甲州ぶどうの蒸留酒も造ってきており、長年かけて熟成された貴重な甲州ブランデーを掛け合わせてみることになりました。
甲州ぶどうの本来の味と、歴史の深みを兼ね備えたまさに時が創り出す味が重なり合うことで落ち着いた上質な香りとなり、華やかさと風格を併せ持つ味わいが生まれました。
日本が生み出した和三盆糖は、香川県や徳島県で栽培される「竹糖」を原料に作られた砂糖の一種で、あとに残らないすっきりとした上品な口どけや風味が特徴です。いにしえより大変貴重なものとして、日本料理や和菓子に用いられてきました。
三盆とは、「砂糖を盆の上で三度研ぐ」という独特で極限まで細かな粒子にする製糖方法から呼ばれるようになったと言われています。この和三盆を使うことで、繊細な甘さがほんのり感じられます。
また、瓶内二次発酵でほどよく熟成したスパークリングワインは、きめ細かな泡立ちと和三盆同様のなめらかな口当たりが特徴でもあります。
光を受けて虹色に輝く彩雲を思い描くような美しい泡。ラベルデザインはその彩雲と和三盆の繊細でやさしい色合いのイメージを重ね、しなやかさと気品のあるスパークリングワインを表現しています。
日本固有品種の甲州ぶどう本来の味わいに歴史の深みが加わり、そこへ日本独特の糖である和三盆を用いることでほんのりとした甘みときめ細かい泡をもつ「さゝら」は、日本料理とともにいただくことで、その味わいを深め合い、料理との調和と奥行きを演出します。
特に八寸や彩り豊かなお花見のお重などに合わせると格別で、宴席に華を添えてくれるでしょう。
日本料理にふさわしいスパークリングワインのたおやかな華やかさを、どうぞお楽しみください。
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