長野県上田市東山地区にある約1haの自社管理・単一畑のぶどうを使用しています。2008年に植え付けを行ったこの畑では、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを栽培しています。場所が十字路の角にあることから「ラ・クロワ(十字路)」と名付けられました。品種毎に糖分・酸味・タンニンの成熟の変化を見極めて収穫時期を決めます。手作業で丁寧に収穫・選果・除梗を行い、ステンレスタンクで発酵、樽で約20ヶ月間育成したあと、その年の畑の収穫量そのままの比率でアッサンブラージュを行います。2つの品種のハーモニーと単一畑「ラ・クロワ」のテロワールを表現したワインです。
外観は中程度のガーネット。グラスに注ぐと、カシスやブラックベリーなどの黒い果実のアロマに、バニラや胡椒などスパイスのニュアンスが立ち上ります。
口に含むと、豊富且つシルキーなタンニンが果実味と共に広がります。そこに綺麗な酸が重なり、ワインのバランスを絶妙にまとめ上げています。
豊かな印象ながらも上品さを感じる1本です。- 日本ワインコンクール2025[欧州系品種 赤]部門 銅賞
- IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ) 2025 奨励賞
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー ぶどう産地 長野県上田市東山地区 ヴィンテージ 2021 内容量 750ml アルコール分 14% タイプ 赤 味わい 辛口 渋味 しっかり 飲み頃温度 16-18℃ 醸造責任者 西畑 徹平