マンズワインが上田から小諸にいたる千曲川ワインバレーに契約栽培地を拓いたのは1971年、その中心地に小諸ワイナリーを設立したのは1973年のことです。
「日本の風土で、世界の銘醸ワインと肩を並べるプレミアムワインをつくる」
ソラリスブランドは、その想いとともにはじまり、最高品質のワインをつくるための弛みない努力と研究が注ぎ込まれた、言わばマンズワインの挑戦の歴史です。
このバックヴィンテージセットは小諸ワイナリーが育んできた「ソラリス」の歴史を実際に味わって紐解いていただきたく、開設50周年を記念して特別にセレクトしました。ぜひこの機会に多くのワインファンの皆様にお楽しみいただければ幸いです。
カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培適地である長野県上田市の東山地区で、厳しく収量制限して育てたぶどうを使用し、できの良い年のみ極少量を丁寧に醸造する「ソラリス」シリーズのトップ・キュヴェ。手作業による徹底的な選果・除梗により完熟した健全な果粒のみを厳選し、ステンレスで発酵、樽で熟成しました。
東山の特徴である力強さにエレガントさを併せもったワインです。
長野県上田市の東山地区で、厳しく収量制限して育てたぶどうを使用し、できの良い年のみ極少量を丁寧に醸造する「ソラリス」シリーズのトップ・キュヴェ。手作業による徹底的な選果・除梗により完熟した健全な果粒のみを厳選し、ステンレスで発酵、樽で熟成しました。
極力収穫を遅らせ、完熟しきったぶどうから素晴らしく濃厚なワインが生まれました。
長野県小諸市大里地区で、厳しく収量制限して育てたぶどうを使用し、できの良い年のみ極少量を丁寧に醸造する「ソラリス」シリーズのトップ・キュヴェ。手作業による徹底的な選果・除梗により完熟した健全な果粒のみを厳選し、ステンレスで発酵、樽で熟成しました。
メルロー種の特長である濃い色と、豊かな果実味とふくよかな味を十分にたたえた仕上がりとなっています。
1981年に植え付けが開始された古樹(=ヴィエイユ・ヴィーニュ)の畑で収穫されるぶどうから造られる「ソラリス」シリーズのトップ・キュヴェ。手作業による徹底的な選果・除梗により完熟した健全な果粒のみを厳選し、樽で発酵・育成させました。時間をかけて根を張った古樹から得られる凝縮した果実の風味がこの収量制限でさらに高まり、きわめて充実した味わいのワインです。
「クリオ・エクストラクション」は収穫したぶどうを凍らせてから溶けてくるところを搾る製法です。凍る過程で果皮の細胞壁が破壊されて成分が抽出されやすくなるため、非常に香味の優れた果汁が得られます。大変な手間と時間がかかり、果汁は通常のわずか1/3くらいしか取れません。その贅沢に使用した原料から品種の特長を引き出した、きわめて濃厚な甘口ワインです。
「龍眼」は長野県で「善光寺ぶどう」とも呼ばれ、絶滅寸前の状態からマンズワインが蘇らせ、日本ワインの原料として育成した品種です。小諸ワイナリーの歴史と共に、マンズワインが深い想いを持って大切にしてきました。「龍眼」から造られたワインはすっきりとしたさわやかな酸味で、繊細で気品のあるワインになります。