「Japan Wine Competition(日本ワインコンクール)2025」において
「ソラリス 山梨 マスカット・ベーリーA 2023」、「ソラリス 千曲川 信濃リースリング クリオ・エクストラクション 2023」の2品が金賞を受賞しました。
上記2品のほか、銀賞7品、銅賞9品と受賞ワインは合計18品となります。
このうち、1品が“コストパフォーマンス賞”も獲得しています。
ぜひこの機会に、多くの皆様に日本ワインの魅力を存分にご堪能いただければければ幸いです。
Japan Wine Competition(日本ワインコンクール)は、
国産ぶどうを100%使用した「日本ワイン」を対象とした国内最大級のコンクール。
日本ワインの品質や認知度の向上を図るとともに、
それぞれの産地のイメージと日本ワインの個性や地位を高めることを目的とし2003年から開催しています。
21回目となる本年は、全国153のワイナリーから860点のワインが出品され、
31点のワインが金賞、106点が銀賞、204点が銅賞を受賞しました。
85.0点以上92.0点未満
各部門エントリー数の3~5%相当
82.0点以上85.0点未満
各部門エントリー数の10~15%相当
80.0点以上82.0点未満
[国内改良等品種 赤]部門 金賞
山梨県甲斐市(旧敷島町大久保地区)にある自社管理畑のマスカット・ベーリーAを使用しています。
手作業で収穫・選果を行い、冷却した後、梗を取り除かず房ごと仕込んで発酵させ(全房発酵)、樽で約12ヶ月育成しました。
豊かなベリー系の果実香、複雑で凝縮感のある味わいが特徴です。
外観は紫がかったルビー色。
イチゴやブルーベリー、ブラックチェリーの果実香にバニラやアニスなどスパイスの香りが感じられます。
アタックは優しい口当たりできめが細かく上品なタンニンが感じられます。
果実味は豊かで凝縮感があり、エレガントさを兼ね備えたリッチな味わいに仕上がりました。
[極甘口]部門 金賞
小諸市大里地区の自社管理及び契約栽培畑の信濃リースリングを使用しています。
「クリオ・エクストラクション」は収穫したぶどうを凍らせてから溶けてくるところを搾る製法です。
凍る過程で果皮の細胞壁が破壊されて成分が抽出されやすくなるため、非常に香味の優れた果汁が得られます。
大変な手間と時間がかかり、果汁はぶどう重量のわずか1/3くらいしか取れません。
その贅沢に使用した原料から品種の特長を引き出した、きわめて濃厚な甘口ワインです。
外観は輝きのあるゴールドイエロー。
グラスに注ぐと白や黄色の花、アプリコット、ハチミツ、紅茶など複雑かつ豊かな香りが立ち上ります。
コンポートを食べたようなボリュームのある果実味と、それを支える酸味がバランス感を持って口の中に広がってゆきます。
濃密かつフレッシュな味わい、長い余韻が魅力の極甘口ワインです。
[欧州系品種 赤]部門 銀賞
長野県上田市東山地区の自社管理畑のカベルネ・ソーヴィニヨンを使用しています。
23hl/haという収量制限の中で、手作業で丁寧に収穫・選果・除梗を行い、ステンレスタンクで発酵、樽で約20ヶ月間育成しました。
東山の特徴である力強さにエレガントさを併せもったワインになります。
[欧州系品種 赤]部門 銀賞
長野県千曲川ワインバレー東地区に位置する上田市東山地区の自社管理及び契約栽培畑のカベルネ・ソーヴィニヨンを使用しています。
1994年、マンズワインはこの地区でいち早くカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培を開始しました。
手作業で丁寧に収穫・選果・除梗を行い、ステンレスタンクで発酵、樽で約20ヶ月間熟成させました。
[欧州系品種 赤]部門 銀賞
長野県千曲川ワインバレー東地区に位置する上田市東山地区の自社管理及び契約栽培畑のカベルネ・ソーヴィニヨンを使用しています。
1994年、マンズワインはこの地区でいち早くカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培を開始しました。
手作業で丁寧に収穫・選果・除梗を行い、ステンレスタンクで発酵、樽で約20ヶ月間熟成させました。
[国内改良品種 赤]部門 銀賞
長野県小諸市西原地区の自社有機栽培管理畑、マンズレインカット式の垣根仕立てのマスカット・ベーリーAを、10月中旬まで待ってから手作業で丁寧に収穫し、梗を取り除かず房ごと仕込んで(全房発酵)野生酵母で発酵させ、フリーラン部分を中心にフレンチオークの古樽で約13ヶ月間育成しました。国の定める有機JASに適合した方法で、ぶどう栽培からワイン醸造まで一貫した管理を行っています。
マスカット・ベーリーAの可能性、そして日本のテロワールを模索するマンズワインの新たな挑戦の一本です。
[甲州]部門 銀賞
コストパフォーマンス賞
GI Yamanashiシリーズは、山梨県内で収穫された特に高品質なぶどうを厳選して使用しています。
土地や畑の個性を引き出すため、区画や畑別にそれぞれに適した醸造方法で原酒を造り、最適な組み合わせでアッサンブラージュしています。原料、製法等、品質、それぞれに厳しい基準が設けられた認証である「GI Yamanashi」を取得した、まさに「山梨の味」として認証されたワインです。
[甲州]部門 銀賞
山梨県甲州市勝沼町小佐手地区で栽培家辻一之氏が育てたぶどうを使用しています。
色づきの良いぶどうを、軽めのスキンコンタクトを行い果皮の成分を抽出して、樽で約7ヶ月かけて発酵・育成しました。
おだやかな甲州の果実香に樽香が品良く感じられるクラシカルな熟成タイプの甲州ワインです。
「バンブー」の名前は、竹の花言葉の「節度」「忠誠」「強さ」といった意味から、決して流行に流されず、果実味や樽などそれぞれの要素が出過ぎることなくバランスを保つ、竹のようなしなやかな強さが感じられるワインをイメージしてつけました。
[極甘口]部門 銀賞
小諸市大里地区の自社管理及び契約栽培畑の信濃リースリングを使用しています。
「クリオ・エクストラクション」は収穫したぶどうを凍らせてから溶けてくるところを搾る製法です。
凍る過程で果皮の細胞壁が破壊されて成分が抽出されやすくなるため、非常に香味の優れた果汁が得られます。
大変な手間と時間がかかり、果汁はぶどう重量のわずか1/3くらいしか取れません。その贅沢に使用した原料から品種の特長を引き出した、きわめて濃厚な甘口ワインです。
輝きのある黄金色がかったイエロー。
ライチやアプリコット、黄色い果実のコンポート、白いバラやジャスミンなど香りの要素がたっぷりと感じられます。
アタックは滑らかで黄桃や熟した黄色いリンゴのような甘味が広がり、しっかりとした粘性を伴って心地よい苦みが余韻へと続きます。