ワインコンクール受賞履歴
ヴィナリ国際ワインコンクール2023
ヴィナリ国際ワインコンクールは、1994年に創設された、フランス醸造技術者協会主催の権威ある国際ワインコンクールです。ISO9001(国際品質規格)の認証を受け、OIV(国際ぶどう・ワイン機構)、UIOE(国際ワイン醸造技術者協会)、VINOFED(国際上級ワインコンクール連盟)という、世界のぶどう・ワイン業界に最もコミットする3つの国際機関の後援を受ける、世界でも類のない権威ある国際ワインコンクールです。
本年は、世界の444の生産者から2,234点のワインが出品されています。
670点の受賞ワインのうち、日本ワインはマンズワインの「ソラリス」の3品のみで、最高位のグランド・ゴールド(Grand Or)、ゴールド(Or)、シルバー(Argent)をそれぞれ受賞しました。
このうち、1品が97点という高得点で甘口部門における最高得点賞の「パルム・デ・ヴィナリ(La Palmes des Vinalies)」も獲得しています。
ぜひこの機会に、多くのワインファンの皆様にお楽しみいただければ幸いです。
ソラリスの長野県小諸市大里地区産のマンズワインのオリジナル品種「信濃リースリング」を使用しています。
「クリオ・エクストラクション」は収穫したぶどうを凍らせてから溶けてくるところを搾る製法です。凍る過程で果皮の細胞壁が破壊されて成分が抽出されやすくなるため、非常に香味の優れた果汁が得られます。大変な手間と時間がかかり、果汁は通常のわずか1/3くらいしか取れません。その贅沢に使用した原料から品種の特長を引き出した、きわめて濃厚な甘口ワインです。
グランド・ゴールド(Grand Or)受賞
甘口部門 最高得点賞 パルム・デ・ヴィナリ(La Palmes des Vinalies) 受賞
長野県上田市東山地区にある約1haの自社管理・単一畑のぶどうを使用しています。
2008年に植え付けを行ったこの畑では、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを栽培しています。「ラ・クロワ」は、その年に収穫した2つの品種をそのままの収量でアッサンブラージュしていますので、その年によりブレンド比率は異なります。
収穫時期は、それぞれの品種の糖分・酸味・タンニンの成熟の変化を見極めて決定します。手作業で丁寧に収穫・選果・除梗を行い、ステンレスタンクで発酵、樽で約20~21ヶ月間育成したあとアッサンブラージュを行いました。
ヴィンテージの特徴、単一畑「ラ・クロワ」のテロワールの個性を表現したワインです。
ゴールド(Or)受賞
ソラリスの「東山カベルネ・ソーヴィニヨン」や「東山メルロー」等のトップ・キュヴェが傑出した出来となった収穫年のキュヴェを最上の比率でブレンドし、ワイナリーのセラーで長期熟成を経てからリリースされます。
「マニフィカ」は、2014までと2015は構成するキュヴェのエリアが変更されることとなりました。
テロワールという概念を尊重する、という考えから東山で完結したボルドー品種ブレンドをつくりたいと考え、カベルネ・ソーヴィニヨンではすでに定評のあった東山の地で、新たにメルローの可能性も試すために2008年に植え付けを行いました。植え付け以降、ソラリスのトップ・キュヴェの品質にはなかなか達することができずにいましたが素晴らしいワインができた2015年、「東山 メルロー 2015」としてリリースされたファースト・ヴィンテージは日本ワインコンクールで金賞を受賞するなど傑出した品質に仕上がり、その最初の成果となりました。そして満を持して東山だけからなるマニフィカをつくることが決まり、リリースされたのがこの「マニフィカ 2015」です。
シルバー(Argent)受賞