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創立60周年記念第一弾

驚愕の12年熟成
長い歳月が生み出す最高の味わい
この度、10月1日でマンズワインは創立60周年を迎えました。
今回は記念すべき60周年を飾る商品として
12年の長期熟成を経た、
「ソラリス 千曲川 シャルドネ 樽仕込 メトッド・トラディッショネル
ブリュット・ナチュール 2009」
をリリースいたします。
スパークリングワインは時間のマジック。
長期熟成がもたらす、最高の味わいをぜひこの機会にご体験ください。
手間・時間を惜しまないスパークリングワインづくり

メトッド・ドラディッショネルへの挑戦の歴史
商品名の「メトッド・トラディッショネル」とは伝統的な方式という意味で、スパークリングワインの代表格、シャンパーニュと同様の瓶内二次発酵の方式で作られています。大変手間のかかるこの方式、マンズワインは1990年代から挑戦を始めています。「当時は瓶口を凍らせずにデゴルジュマンして、下手すると半分くらいこぼれて、ということもあった(現社長 島崎大)」 そんな挑戦を繰り返しながら経験、技術を積み上げてきました。2000年代に入っても瓶内での二次発酵がうまく進まなかったり、ルミアージュ(澱を壜口に集める作業)もすべて手作業で行うなど、様々な困難を乗り越え、2008年に「ソラリス 信州シャルドネ メトッド・トラディッショネル・ブリュット 2005」がリリースされました。
味わいに厚みをもたらす熟成期間
瓶内二次発酵での特徴の一つが旨味。発酵を終えた酵母が澱となって沈殿した後、瓶の中でワインと一緒に熟成する事で、酵母由来の旨味がワインに溶け込んで複雑な味わいになります。ソラリスでは、できるだけ長い期間熟成させることに取り組んでおり、それがこのワインの大きな特徴となっています。シャンパーニュではこの熟成期間が法律で定められていて、ノン・ヴィンテージ・シャンパーニュで15か月、「ミレジメ」と呼ばれる、作柄が良かった年のみのぶどうで作るヴィンテージ・シャンパーニュは36か月とされています。今回の2009年ヴィンテージでは約12年の熟成期間を経て、デゴルジュマンされ出荷されています。
「品質が上がるなら待つ」単純ですが実は様々な事情で難しいこのことにも妥協せず取り組んでいます。
瓶詰めから出荷までの熟成期間 | ![]() | |||||
※シャンパーニュは法定熟成期間 | ||||||
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デゴルジュマン後、できるだけ早く楽しんでいただくために
スパークリングワインは、デゴルジュマン(澱引き)した時から、それまでの還元的熟成が酸化的熟成に移り変わります。同時に、コルク栓の場合は炭酸ガスが少しずつ抜けてしまい、長く置いておくとガス圧が下がってしまいます。
「デゴルジュマンしたらすぐ楽しんでほしい」このことを実現するためにソラリスでは、デゴルジュマンを一度に行わず、出荷状況に応じてその都度行っています。時には約100~200本程度という極少数の単位で、1本ずつ手作業で行います。さらにこの1本ずつの作業は、まれにある泡の弱いボトル等、異常を見つけ出し出荷させない対応も可能にしています。
また、ソラリス醸造責任者の西畑から「デゴルジュマン日は瓶に印字しているので、デゴルジュマン日による違いを楽しむといったかなりマニアックな楽しみ方も是非」。

ソラリス 千曲川 シャルドネ 樽仕込
メトッド・トラディッショネル ブリュット・ナチュール 2009
![]() | テイスティングコメント 濃い目のストローイエロー、きめ細かく持続的な泡立ち。熟した果実、ドライフルーツ、ジャムのような火を通した果実、紅茶のニュアンスもある中に樽、酵母の香りが重層的に表れ、たいへん複雑で印象的な香り。口中での泡立ちはやわらかいながら溌溂さは維持されている。程よい酸味がしっかりとしたボディを支え、豊かな戻り香から長い余韻を楽しめる。(島崎 大) ワインデータ 品種:シャルドネ |